この日はずっと行きたかった【鮨 猪股】さんへ。

言わずと知れた埼玉の鮨の名店。

帰国後の隔離期間が終わったらすぐにでも伺いたかったのですが、

緊急事態宣言中のため、こちらのバラチラシを頂いたのは5月の話。

その時は個々のネタのレベルの高さに驚愕しました。

待ちに待った訪問です。

おまかせコースのみで、

つまみはない握りだけの構成。

席はカウンター9席、

17時~と20時~の2部制。

大将のこの日のマグロの説明でスタート。

撮影タイムも設けてくださりありがたい。

内容

スミイカ

甘味とねっとり感が最高。

期待が高まります。

カワハギ

カワハギの肝ってなんでこんなに美味しいんでしょう。

サワラ

こんなに美味しいサワラを他に知らない。

感動。

甘海老

こちらも甘味が堪りません。

バフンウニ

根室産。

大好物のウニ。

鼻に抜ける香りが至高。

カツオ

対馬産。

脂のまわり方がなんとも上品で忘れがたい一貫。

イクラ

プチプチではなくねっとりとした歯触り。

冷凍卵黄のようで面白い。

ブリ

余市産。絶妙な脱水具合。美味しい。

サヨリ

子供の頃に釣って遊んでいたのが懐かしい。

こんなに美味しくなるなんて脱帽。

締め具合の妙。

興味を示すとスッと魚を出して見せてくれる優しい大将。

ウナギ

琵琶湖産。800gを超える個体。

まさかウナギを食べられるとは。

脂を湛えたフワフワの身は咀嚼すると夢心地になる。

赤身の漬け

戸井産。168kg。すごいねっとり感と旨味。

カマス

東京湾で揚がったもの。

皮まで柔らかくしっとりとした身質。

牡蠣

昆布森産。

牡蠣は開けてみるまで大きさがわからないので、仕入れがなかなか大変なよう。

大ぶりな牡蠣の中にシャリが入っていて食べ応え抜群。

中トロの漬け

こちらも戸井産。

写真だけでも伝わるであろうその美味しさ。

大トロの漬け

大間産。165kg。

上質な脂の甘味とコク、優しい舌触り、最高。

コハダ

うっとりする柔らかさ。

締め具合が素晴らしい。

アナゴ

塩で。

感動的なパリッ、フワッという食感。

非常に印象的なネタ。

マグロの手巻

赤身、中トロ、大トロが全て入っている。

ボリュームがすごい。幸せ。

かんぴょう巻

品の良い甘さ。

かんぴょう巻もここまで美味しくなるのか。

研究しよう。

玉子焼き

芝海老入り。

しっとりとしていて口溶けが良い。

上品な甘さで病み付きになりそう。

お酒

ワインも充実していたのですが、

同伴者が日本酒好きなので日本酒を。

杉錦 夏 純米吟醸(杉井酒造/静岡県)

燗酒。

微かな甘味にクセのない酒質、

まろやかで飲みやすい。

不老泉 山廃仕込 特別純米 原酒 参年熟成(上原酒造/滋賀県)

燗酒。

熟成による芳醇な香りに嫌味のない酸味と甘みを携えた濃厚な味。

イクラによく合った。


諏訪泉 杉の雫 純米吟醸(諏訪酒造/鳥取県)

燗酒。酒米は玉栄 100%。

程よい熟成香、酸味は穏やかで優しい口当たり。辛口。

赤酢のシャリによく合う。

熟成させたネタにもぴったり。


まとめ

始めから終わりまでどのネタにも抜かりがなく、

途轍もなく満足度の高いお寿司でした。

握りのサイズも大き目なので物足りないということもありません。

大将も女将さんも柔和な方でとても居心地の良いお店です。

ぜひまた伺いたい。

場所はこちら↓

おすすめの記事